教育つれづれ

第25話 授業力向上への決意

平成14年6月2日

NHKスペシャル「桂米朝 最後の大舞台」を見た。

76歳にしても、まだ芸への追求を続けている米朝さんの姿と、弟子に厳しく迫る姿勢に、まだまだ、まだまだ、まだまだ、自分は甘いと感じた。(だいたい同じ舞台で考えることが失礼だが。)

己の授業力向上に向けて、さらに意図的に、さらに恒常的に、取り組む決意をした。
授業のプロ中のプロになりたいという思いだけは持ち続けたい。

■米朝さんにあこがれて
高校生のときに、たまたま聴いた落語のレコードでの出会いが最初。それから28年ほどになる。米朝さんに会いたいと思い、1週間大阪に泊まり込んで独演会に通ったこともある。
落研時代は、自分が高座に上がるときは、自分で描いた米朝さんの似顔絵に「師匠よろしくお願いします」とあいさつをしていたほど。
同級生がいわゆるアイドルの写真を集めていたころに、せっせと米朝さんの写真や記事を集めていた自分がなつかしい。
米朝さんとの出会いが、落語へのめり込むきっかけとなり、小牧落語を聴く会の世話人というライフワークも与えてもらった。

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