教育つれづれ

第24話 ちょっとおかしくないか?

平成14年5月5日

 魚のつかみどりに出かけてきた子どもに、その様子を聞いてちょっと。

田圃に水を入れての簡易的な池にして、入れてあったのは、鯉、うなぎ、そして何と貝。
だいたい人工的なところにわざわざ魚を買ってほうりこみ、つかみどりをさせて喜ばせるという感覚が、自分では分からないのだけど貝まで入れてあったなんて・・・。
子どもの言うことが本当なら、なにもそんなにもしなくても・・・、と思うのは僕だけだろうか?
それで魚をどうしたの?と言ったら、かわいそうだから逃がしてやったとのこと。
どこへ?と言ったら、田圃の中へ。
まあ、そこしか戻しようがないわけだけど。
それをまた他の子どもが喜んで掴まえていたよ、と。
不思議ですよねえ。いいのかなあ、こんなんで。

そして、足や手の汚れはどうしたのかと聞いたら、ちゃんと放水車が用意してあって、それで手や足を洗ったとのこと。至れり尽くせりでありがたいと親としては思ったけど、それも行き過ぎじゃないかあ、とも思うのです。
でもそういうものが用意されていないと参加者の親で怒る方もみえるのでしょうね。
こんな手も洗えないようなところで催し物をやってと。

前へ 目次へ 次へ