教育つれづれ

第23話 落語の依頼は学校の話

平成14年4月24日

 最近、地域の方から落語をやってほしいという依頼が増えてきた。昨年テレビで私が落語をやる場面が放映されたことも大きい。
ところが、よく話を聞いてみると、学校の話を聞かせてほしいという声がけっこうある。
「総合的な学習についての話から、学校の抱えている問題などを分かりやすく話してほしいというのである。学校はまだまだ発信していないということだと思う。
また、落語というのは、「おもしろくて分かりやすく」というイメージがあるようで、ありがたいことだが、学校の話をおもしろくとなると、それはそれで難しい。まあ、「おもしろい」には「興味深い」という意味もあるわけで、自分が動くことが学校を開くことにつながればと思い引き受けている。
本当はその地域の学校の先生が話すことが一番良いのだけどと思いながら。私がこうして動くことがそれにつながることを願っている。

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