教育つれづれ

第18話 板書バージョンアップ

平成14年2月15日

教育コンサルタントの大西さんにまたもや授業を1時間観ていただいた。私の授業をこれまで一番よく観ていただいている方である。授業を観るプロなので、うそやごまかしができない。

今日観ていただいた授業は、授業公開での授業でもあったので、お母さん方6名ほどにも観ていただけた。手前みそだが、数学らしさや楽しさを感じていただける授業だったと思う。

しかし、授業はやってもやってもこれでいい、ということはなく、終わった途端、ああすれば良かった、こうすれば良かったと思うことばかりである。今日の授業もその通り。だから、自分にとって授業はたまらなく魅力のあるものである。

大西さんから、板書に残す内容について貴重な助言をいただいた。肝に銘じておくためにも、ここに記載することにした。次のような助言である。

「玉置さんの授業は、観るたびに数学的な考え方を大切にして、それを強調するようになってきている。これはいい。だけど、板書はどうだろうか。考え方を大切にしている割には、黒板にはそれが残っていない。これは改めた方がいい。」

指摘通り。板書のバージョンアップ。いい課題をいただいた。

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