2000/11/9

算数・数学教育と総合的な学習

−福井県大野郡市算数・数学研究会で講演−

○ 福井県大野郡市算数・数学教育研究会のみなさんに「算数・数学教育と総合的な学習の時間」という演題で講演を行った。
○ 算数・数学の力は総合的な学習の時間での児童生徒の追究を支える大切な力であること、資料分析や説得力ある資料作りには数学の力は欠かすことができないものであること、数学のよさを実感させる意味においても日ごろの教科指導は大切であると主張した。
○ 1999年夏に行った小牧中総合的な学習シミュレーションでの大失敗(真夏の衝撃)から何を学んだのかを説明する中で、主に総合的な学習における基礎体力(総合的な学習私案)について説明をした。また、今年度の小牧中の取り組みを説明し、主に総合的な学習における教師のかかわり方について知見を述べた。

○ 「子どもの目がきらきらしていた」などといった実践報告は嫌と言うほどあるが、こんなことが起こってしまった、思うように動かなかった、という失敗談はなかなか公開されていない。そういう意味では大野郡市の先生方にはインパクトがあったようだ。

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