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中学校 数学
「★をつかめ」見学記

愛知教育大学附属名古屋中学校:玉置 崇 教諭

5回で何がわかったか
1回目画面写真
 まもなく、「ここまでで、互いの情報を出し合おう」と先生から声がかかる。
 「1回目、星がどこに降ってきたか覚えている人は?」との質問に、「記録した」とつぶやく生徒もいる。かなりの生徒がおもいおもいにワークシートにメモをとっている。
 手を上げて指名された生徒が、「いちばん右、あとはUFO」 と答える。「この星だけうまくつかめた人は?」
 たくさん手が上がる。「1を入れたら星だけうまくつかめた」という答え。
2回目画面写真 3回目画面写真
2回目画面写真 3回目画面写真
 2回目、3回目、と★が降る場所、その★をつかまえるにはどんな数を入力するかの発表が続く。
 「4回目、何が降ってきたか覚えてる人は?」という質問に、ある生徒が「いちばん左とその次」と答える。
 「これがうまくできた人」と聞かれ「24」という答えが返ってくる。ざわざわっとして、「なんだあ、それ」とか「24?なんでそんな数になるの」と不満気な声も出て、教室が笑いに包まれる。
 「5回目は?」に「全部、星」と答えが出てくる。「5人ジャンプができた人は?」と聞かれて「31」と答える生徒がいる。
 4回目と5回目の★をつかまえるのに失敗した生徒、どこからか聞こえてきた数を入れてうまくいったが、どうしてうまくいったかはわかっていない生徒もかなりいそう。
 うまくいったりいかなかったりだが、とにかく5回を試し終わった生徒が大半だ。ここで次のステップに。
4回目画面写真 5回目画面写真
4回目画面写真 5回目画面写真

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