第54回小牧落語を聴く会
新企画 東西若手激突!
古今亭 菊之丞vs桂 紅雀
平成15年3月2日(日)
演 目
菊之丞(湯屋番・愛宕山)
紅雀(餅屋問答・いらち俥)
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パンフレットから
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ご来場御礼申し上げます。今日は新企画「東西若手激突」シリーズの第1回です。昨今は大阪の噺家が東京で独演会をひらいたり、あるいは東京の噺家が大阪で、という話を聞きますが、それは二十年・三十年のキャリヤの噺家のこと。東西の若手同士の二人会はまだまだ珍しいのでは。新しい「小牧落語の名物」になればと期待しています。 | |
ロビーで若手噺家二人が、お客さまをお見送り。
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からむニストから | |
「第54回小牧落語を聴く会」を、小牧商工会議所会館で見た。東京の古今亭菊之丞(円菊の弟子)と、大阪の桂紅雀(枝雀最後の弟子)の顔合わせである。
四年ほど後輩の紅雀は、まず「いらち俥」。元気いっぱいの演者だけに病み上がりの俥屋くだりが一段と笑える。次の「餅屋問答」は、京都の「桂米朝落語研究会」での初演の方がやや上だが、実にニンにあった噺。「坊主がドテラで・・・武田信玄の夜逃げやがな」は、何度聞いてもおかしい。訪れた雲水の禅問答はもう少し重々しく。 |