平成7年3月12日

演目 火焔太鼓、一文惜しみ


sirasikisi.jpg (11051 バイト)

<パンフレットより>

ここ数日はあたたかい日が続き、本格的な春の到来近しを思わせる今日このごろ。お運びいただきありがとうございます。

 先日街の本屋さんで「まるちめでぃあ亭」というムックを発見。例の古今亭志ん生のラクゴニメ(山藤章二氏の志ん生の似顔絵がナマの志ん生の声にのって動くてえヤツ)の周辺のもろもろ(コンセプト・メイキングなどなど)や、「山藤章二の世界」、五代目志ん生に関するコト、「入門落語の世界」と題し江戸時代の生活や文化に関する分かりよい解説。どれをとっても魅力的なものいっぱいの本だ。そして、「たがや〜江戸の世界へ〜」というCD−ROMまで付録についている。ためらうことなく即購入。パソコンショップで志ん生のスクリーンセーバー(スクリーンの焼付けを防ぐソフト)を発見。こちらは山藤版志ん生が画面中を動きまわるというもの。バカボンや鉄腕アトムのもあるらしい。迷うことなく即購入。がしかし、我が家にはこれらのソフトを楽しむためのコンピュータがない。現在購入にむけて必死にカミさんを説得中。死して何十年も経た後、ナマの高座に接したことのない者に何十万もするコンピュータを買わせるとは偉大な名人である。

 さて、今日は立川流の若手ナンバーワン・立川志らくさんの会。古典一筋でありながら、独自のみずみずしい感性で若い人達を落語の世界にいざなえる数少ない若手の一人だと思う。将棋の世界で言えばさしずめ羽生善治ってとこか。(志らくさんが公文式で育ったかどうかは不明)お時間のゆるすまでごゆっくりどうぞ。

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