2001/3/2

空間図形

−ねじれを中心に−

  1. 空間図形第2時。

  2. 空間図形導入でソフトイメージラボ「なぞの部屋のなぞ」を活用し、空間における面と面、面と辺、辺と辺についての位置関係を概観した。そこで第2時は、教室で再度振り返り、自分の学びを確認させること、特に質問が多かったねじれについて理解をさせることをねらいとして授業を行った。

  3. 「空中黒板(玉置造語)に書く」という言葉を使って、空中に点をうったり、直線をえがいたりして、生徒の頭の中に図形イメージを浮かばせようとした。どれほど浮かんでいるかは定かではないが、生徒にも空中に点を打たせたり、線をえがかせたりしながら、活動を通して概念形成を図った。

  4. ねじれについては、2本の指示棒を生徒に渡し、「この2本の棒で、直線と直線の位置関係をあらわしてごらん」という発問で操作をさせた。「平行、交わる」という位置関係は簡単に示しlことができた。「平行でも交わる場合でもないというときはないか」と問いかけ、ねじれの位置関係を引き出した。また、ねじれの位置にあるときは面が歪んでいることを下敷きで確認した。

  5. 1本の棒を教師がもって、「この直線とねじれの位置にあるように、空中に棒を置いて」と指示を出し、生徒を指名した。生徒に1本の棒を空中に置かせた後、基準となる自分が持っている棒をその棒と平行や交わるように動かし、生徒が反応して棒を動かすのかを確かめた。

  6. 教科書の練習題4題に取り組んだ。

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