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空間図形第1時。
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空間図形導入はコンピュータソフトイメージラボ「なぞの部屋のなぞ」を活用した。このソフトはロールプレイングゲームのような内容で、6つの部屋の住人が出す問題を解きながら、これから学習する空間図形の基礎的な部分を概観させようとするものである。
 
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そこで、次のように指示を出した。
今日は「なぞの部屋のなぞ」というソフトを使って、空間図形の学習をざあっと見てみるよ。いろいろな問題が出てくるけど、もし分からなければヒントのボタンを押してメッセージを読んでみてください。それでも分からなければ教科書を見てみよう。そして、自分が分からなかったところをノートにメモしておいてください。後でノートを集めて、あなたたちが分からなかったところを教えてもらいます。そこを中心に授業を進めたいと思います。
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ソフトは上図のようにビジュアルで、面や辺を選ぶ操作性もよいため、操作で困ってしまっている生徒はみあたらなかった。もちろん、内容については教科書を参考にしながら考えている生徒が何人かいた。

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ノートを集めてみると、生徒がよく分からないことはやはり「ねじれの位置」であることがよく分かった。ソフトもこのあたりの理解を予想して、写真等を使って上手に解説がされていたが、それでも不十分なようである。次の時間でしっかり押さえることにする。
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