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平面図形第8時。
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啓林館ソフト「イメージラボ」を活用。「線をひくとみえてくる」を使って、垂直二等分線や角の二等分線を理解したり、これまで学習した直線、半直線、線分等の復習をしたりした。
<イメージラボ 「線をひくとみえてくる」の説明>
もともとは平面図形の導入時に活用されることを主目的で作られたソフトである。楽しみながらこれからの学習へのイメージを持たせるというコンセプトである。与えれた図(4種類ある)と同じ図を右側に描く活動を通して、直線や線分、垂直二等分線や角の二等分線について概念をつかませようとするものである。
 
 
 
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与えられた図と同じ図を完成させ、「重ねる」ボタンを押すと、左右の図が一つになり、最下段右側のように図が浮き出てくるところがおもしろい。だれもが図を描くことを楽しんでいる。授業の最後では、全員が4つの図とも重ねることができた。時間がかかっていた生徒は、元になる線を描く前に、いきなり垂直二等分線のボタンをクリックして描こうとしていることが分かった。何が元になっているのかを考えさせることで作図の順序を気づかせることができた。
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早くできた生徒から、次の4段階で指示を出し、個別指導に入った。@垂直二等分線を描いてくること。Aその描き方を文で示してくること。B角の二等分線を描いてくること。Cその描き方を文で示してくること。
<いずれも自分のノートに定規とコンパスを使って描くこと>
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個々の取り組みに時間的な差が生じるために、上記の指示はよかった。できたものから教師のところへ持ってくることにして個別指導を行った。垂直二等分線を描くという第1段階は全員がクリアすることができた。
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