2001/2/2

平面図形

−平行・多角形・円−

  1. 平面図形第3時。

  2. 前時の積み残し。「距離が3cmである平行な2直線をかきなさい」と口頭で発問。生徒の作業が始まるのを見て指示を板書する。

  3. 隣同士でノートを重ねることで確かめさせる。全員ができた。

  4. GCで次のような図を見せ、「こういう作図をした人がいます。この人は何を間違えているのでしょうか。この人に分かるように説明してみましょう」と投げかける。

  5. これがなかなかうまく表現できない。意図的指名を繰り返しながら、うまい表現をほめ、発言を積み重ねるようにさせながら、満足な説明ができるまで続けた。最後には各自でノートに書くようにさせた。

  6. 「多角形」は何かと問いかける。「いくつかの角がある図形」という表現。なるほど「角」という文字があるので、そういう表現になるのかと生徒の思考をあらためて納得。「いくつかの線分で囲まれた図形」と知らせ、一番線分が少ない三角形に話題を移す。

  7. 知っている三角形の名前を言わせたり、GCを使って三角形をいろいろな形に変形させる活動をさせたりしながら、だれもが取り組める活動をできるだけ取り入れた。

  8. 自分の言葉で説明できることを大切にするために、くどいくらいに当たり前のような事柄を生徒に聞く。例えば、「二角形はないのか」「直角三角形は一つの角が90°の三角形というが、わざわざ一つという必要はあるのか」など、各自が言葉として発することができてこそ理解できたという基準で授業を進めた。

  9. 「多角形」に対して「円」を登場させ、小学校での学習内容の確認と弧について説明をした。

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