2000/12/19

変化と対応

−比例のグラフ (変域にこだわり線にこだわる)−

  1. 変化と対応第6時 比例のグラフを表をもとにしてかく学習。今日も変域にこだわり、それをもとに本時の核(点が集まれば線になる)に迫る。

  2. 板書写真では切れてしまったが、y=2xの表を作る。その際にxは「すべての数である」ことを確認(前時のこだわり)。表をもとにグラフの作成を指示する。

  3. 多くの生徒が点をプロット。数人が点を結び直線を描く。

  4. 座標をきちんと指摘できるかの確認を含めて、磁石を座標黒板に置かせる。その上で、y=2xのグラフはこれでよいかと問う。「自分は線で結んでいるのだが・・・」といった表情の生徒は多い。

  5. 4人ほどが点のままではダメだと挙手。理由を尋ねると、「xはすべての数であるので、表の中にはなくても点はもっとある。だから線になる」と意見。中には「点だけのグラフは今まであまりない」といった意見あり。

  6. さらに意地悪な質問。(板書参考)「点と点の間の点がぴょんと飛び出してしまうことはないか」と問う。一人の生徒が「いつも同じように増えるので、そんな心配はない」といった発言。このようなやりとりで、y=2xのグラフは直線になると学習。

  7. y=1.5x、y=−2xのグラフを表をもとにかき、グラフをかく練習をする。その後、3つのグラフを見て言えることは何かと問う。

  8. 下の板書記録のような意見が出る。ただし、なぜ比例定数が正の数の場合、いつも右上がりとなるかの説明はだれもできず。次時以降いに残す。

  9. 表をかかず、簡潔にグラフをかくにはどうしたらよいかと発問。「いつも原点を通るので、あと一つの点をとって結ぶとよい」という発言。詳細は次時に持ち越す。

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