2000/12/14

変化と対応

−「座標あて」、比例のグラフ(常に変域にこだわる)−

  1. 変化と対応」第5時 座標ゲーム 参考−ねこぱぱMLより
    ***
    「岡山の川上です。
    正比例のグラフに入る前に,
    座標の練習として「座標ゲーム」をやりました。

    −5から5までの座標軸を準備する。
    4つの部分に分けてゲームをする。
    最初は,x≧0,y≧0のところで

    〜 二人1組のゲーム〜
    1 相手に見えないように1つ○をつける。これが宝物
    2 相手に見えないように1つ×をつける。これが落とし穴
    3 田(まん中が宝物)の形に,バリアをかく。

    互いに座標を言っていっていく。
    相手の宝物にあたったら勝ち。相手の落とし穴に落ちたら負け。
    相手がバリアの座標を言ったら「ぴぴぴっ」と警告音を出さなければならない。勝負がついたら,次のゲームの部分をお互いに相談して決め,次のゲームを行う。(岡山 川上公一さんの実践を参照に)
    ***
    上の板書はその説明記録。ゲームに取り組んでいる生徒たち。

  2. 後半は比例のグラフについて。y=2xを元に。この段階でもxの変域にこだわる。そのためxはすべての数とわざわざ明記。

  3. 表を作り出すときに、xの表記はどうしたらよいかと発問。第2時のアイスクリーム屋のときのxの値1、2、3、・・・と今回のすべての数との違いに注目させた。ある子どもはxの値をー10くらいから始めて0.5おきにとっていったらいいと発言。2.3という場合もあるのにいいかと問うと、xの値を書き始めたらキリがないという意見。

  4. 教科書の表を見ると、「・・・」という表記。この意味を尋ねながら、再度xの値は、例えば1と2の間にもあることを再確認。

  5. なぜこれほど変域にこだわるかというと、次時で「グラフの連続性」に注目させたいからである。

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