2000/12/13

変化と対応

−常に変域にこだわる−

  1. 「変化と対応」第4時。「比例するとは」という問を投げかけ、それを説明するいくつかの事柄が生徒自分の言葉で発することができるように意図的指名を繰り返す。

  2. 問「yがxに比例していて、x=8のときy=24です。x、yの関係を式に表しなさい」を元にして、比例定数が分数や負の数になる場合も含めて取り組ませる。(したがって、板書にある問いと式とが一致していない板書記録である。)

  3. 前時での学習を生かす意味で、常に変域を意識させている。例えば、「秒速50mで走る電車がx秒間に進む距離はym」「500円で、1本70円の鉛筆をx本買ったときの残金はy円」といった文から、yをxの式で表し、その後、yがxに比例するものはどれか判別する問題がある。この場合も式化をすぐにさせず、まず念頭で考えさせる。大つかみをさせ比例するかどうかを判断させ、式化をさせている。そして、その後必ずxの変域について考えさせている。上の板書右側はその指導の残像である。

  4. 円周、円の面積となると公式に自信がない生徒がけっこういる。再度確認する意味で、円を描き直径の3.14倍であるというイメージを図ろうとしたのが下の黒板右側である。(3で述べた問題の中に円周の問題あり)

  5. 座標軸に関する細かな点について指導をし、授業を終えた。

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