2000/11/18

方程式

−いろいろな考え方で(その1)−

20分間は方程式の小テスト

○ 小テスト分析<誤答率が50%を超える問題>

6-3x=7x+6 ・・・ なぜ?と思う方もあるだろう。−10x=0まではほとんどできていて、最後にx=0、おやっと思ってしまった生徒多数。

x−5(x−4)=8 ・・・ そうです。ミスの個所は一つ。−5×−4のところ。−20にしてしまうミス多数。

(x+1)/3+x/2=x+8 本当は分数表記。・・・ これもミスの代表的なもの。右辺に6をかけないミス。

あとは最後が12x=20、−3x=2となり、xが分数となる計算。

十分予想し、指導をしているつもりだが、残念ながらミスは減らない。

○ <問題> 1個70円のかきと1個90円のりんごをあわせて10個買い、ちょうど780円にしたい。それぞれ何個ずつ買えばよいでしょうか。
○ 問題をノートに写させた後、個人思考させる。どんな方法でもいいので話があう個数を見つけなさいと指示する。いろいろな方法を考えさせ、比較することで方程式利用のよさを感じさせたいという意図である。
○ かき6個、りんご4個で話が合うことはけっこう分かっているのだが、考え方がノートに記録できていない生徒が多い。
○ 考え方の中間発表をさせる。「表、式、ぜんぶかきだったら」といった考え方の生徒を意図的指名。黒板左下の780、70x+90x=780、90−70といった式は生徒とのやりとりの中で記録したものである。考え方それ自身は発表生徒には特に説明させず、友人の考えを参考に再度それぞれが考えるように指示をした。
○ 考え方をつかむためにノートを集めて終了。次時へ。

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