2001/10/24

休んだ友だちに教えよう

−1年 方程式−

授業のワンシーンを伝えます  生・・・生徒の発言
  1. 方程式の移項を前回の授業で学習した。そのとき、二人の生徒が休んだ。今日は全員出席である。今日の授業は「休んだ友だちに教えよう」を授業の初め10分間のキーワードとした。
  2. 前回の授業では、等式の性質を利用して解いている過程が明記された式を見ながら、省けるところは省くことを考え、最終的に移項という用語を学習して終わった。それを10分間で休んだ友だちに教えよう、ということである。
  3. 休んだ二人はとても正直者で、分かったふりはしない。それだけに子どもには教えがいがある。
  4. 初めの一人が説明する。あまりにも説明不足で理解が生まれない。次の生徒が補足する。教師が考え方を強調する。言葉不十分な点を他の生徒に指名して補わせる。休んだ子どもには指導できるし、分かっている生徒にとっては説明する力をつけることもできる。この「休んだ友だちに教えよう」作戦は、単純に復習するより、ずっとよい。

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