2001/10/9

とりあえずやってみるでは困る

−1年 方程式−

授業のワンシーンを伝えます  生・・・生徒の発言
  1. 方程式の意味、方程式を解く、方程式の解について説明する。
  2. 次の方程式の解は5であるかどうか確かめなさいと指示。
    5x+7=2x+13
  3. xに5を入れても等式は成り立たないので、5はこの方程式の解ではないことを確認。
    しかし、方程式や解を理解させるのに、いくつかの例を示す必要があった。生徒は一つの例だけでは、理解がなかなか進まない。あ、そうか!と思えるまで例を示したり考えさせたりする必要があった。かなりの時間がかかった。
  4. 上記の方程式 5x+7=2x+13 の解について考えさせた。ある子どもが解は2だと発言。それを受けて、再度、どのようにしたら、解が2であると言い切れるかと聞いたところ、xに2を入れてみるという意見がスムーズに出てきた。
  5. 確かめてみると、確かに解は2である。発言した子どもに「では、どうして2だと分かった?」と聞くと、「順に当てはめてみた」という返答。解が2だから簡単に分かったかもしれないが、もしものすごい大きな数が解だったらどうかと聞いたところ、それは困るという返答があった。
  6. しめた!と思った。では、面倒ではなく、きちんと解を求めることができる方法を今度考えますといって授業を終える。

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