議事録
■たくみの会

■日時
2002年11月8日(金)19:00〜

■場所
エドウェル会議室

■参加者
松浦、長谷川、加藤、梶田、佐藤、藤岡、酒井、柴山、大西、玉置(記)
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・大西さんから「すぐにできる評価アイデア」配本
 本ができるまでの工程説明。

・加藤さんからおもしろい題材提示あり。蜂の完全魔六角陣(詳細は加藤さんへお問い合わせを)

<今後のたくみプロジェクトのための課題見つけ>

・教師の力量向上のためにどんな手だてがあるのか。
・このごろ子どもの聞く力をつけることが大切だと痛感している。
・教師が子どもが言っていないことまで補ってしまっているときがある。
・教師は場をプロジュースすることが大切。質問事項を明確にする。
・評価アイデアの根底にあるものは、聞くこと。子どもが話す、書く、動くのもとは聞くこと。
・馬場先生の授業は、子どもが完全に聞いている。
・子どもの聞く力をどう鍛えたらよいか。
・動機付けがないと聞けない。例えば、あとで復唱させるなどの聞いた後の行為をはっきりさせておく。
・和田さんの小1の授業では、よく聞いていたねと褒めている。高学年になると、自分の言葉で言えたねと変化している。
・一宮で復唱法がやられるようになったが、評価がないために効果がない。
・vs討論も同じ。聞いていないとダメ。
・ちょっとだけメモも同じ。自分の考えをメモするには人の意見を聞いていないといけない。
・見学ツアーも同じ。自分の考えを明確にしておき、他人と比べる。
・つまり、授業は単純な理屈で動いている。
・子どもと教師のマンツーマンではいけない。子どもは常に担任を見る。学級全体を見ることができるようにさせる。聞き手意識を育てる。
・子どもが子どもの意見を補うことは大切。
・授業論は単純であるべき。課題をシャープにする必要あり。
・復唱することで自分の聞く力がついてくるはず。
・出力が豊かである子どもは、入力も豊かなはず。
・分かることは具体例を出して話せること。このように子どもに言葉の意味をきちんと知らせることが大切。
・聞くときに文字はノイズになる。テレビのスーパーインポーズが出ると、それを見てしまう。聞いていない。
・聞く力を付けるための板書はあるか?
・子どもが分からないということは必要。そのときにすぐに教えてしまうことは避ける。

<今日の締めくくり>
「聞くこと」をキーワードに課題を絞っていこうか・・・

<少人数授業について>
・少人数授業の情報交流会を終えての報告
・少人数授業について明らかにしておくべきこと
 少人数であることの意味、授業における手法と少人数の関係、少人数授業の効果の測定方法、コース選択をさせる上での子どもの自己評価力

★結局は教師の力量向上に行き着く。

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