16.7.1

いただいた券で、第2回春風亭昇太の会へ。
会場のテレピアホールに入ってびっくり。
かなりお客さんが入っているではないか!
(ごめんなさい)
聞いてみると、
第1回はかなり空席があったとのこと。
何があったのか?
この変化は?
お客さんが増えるいい手があったら、
ぜひ教えてほしい。
(↑だれに聞いてるの)

■昇太 「そば清」
 全般に漫画チックな描き方。とはいえ、そばを食べるしぐさに違和感あり。清さんがいきなり長野の山奥に行ってしまう、この「そば清」という噺、上方の「蛇含草」の方がまだ筋が通っていると改めて実感。

■昇太 「リストラ宴会」
 昇太は、やはり新作の方がお似合い。安心して聴ける。笑える。人物を演じ分けるという感じではなく、ギャグでお客を引っ張っていく感じ。登場人物の性格がどうのこうのと言い出しては、昇太の噺は楽しめない。

■二楽 「紙切り」
 独特の雰囲気。確かにこんなにしゃべって受けたのでは「ひざ」にはならない。こんなおもしろい紙切り、見たことない。

■昇太 「壺算」
 よ〜く演じ分けられていて、ちょっとした物言いで受ける。アホのエネルギッシュな番頭への迫り方は、やはり漫画チックだが、違和感ない。「そうそう、そういう奴がいてもいいよね」と納得。噺の中でたっぷり楽しませてもらった。

*サービス精神旺盛の昇太らしく、まくらもたっぷり。会全体は好印象。また来てもいいね、という気持ちになる。これだ!お客が増えたのは!