15.5.11

の若手落語会も、三回目となった。
一回目がたい平、二回目が喬太郎、今回が、志らく。
人選がお気に入りの落語家ばかりで楽しみ会だ。

開口一番
立川 らく太 「子ほめ」
志らくの10番目の弟子で、入門丸一年。
まだまだ噺に余裕は無い、高座の数を増やして今後も努力してもらいたい。

立川 志らく 「松竹梅」
最近のニュースの話題のまくらで、会場を完全に掴み笑いの渦となる。
本題に入ってからも、笑いは絶えない。
単純な噺で、逆に人を笑わせるの難しい気もするが、実に面白くしてしまう。

仲入り

立川 志らく 「文七元結」
この噺が、志らくで楽しめたのは幸運であった。
人間描写が難しい噺だが、的確に表現され芝居を見てるように情景が浮かぶ、目頭を熱くさせたり、大笑いさせたりと、どんどん噺の中に引きずり込まれる。人気と実力がある落語家になったことを、確認できた。

会場を後にするお客さんが、皆満足な顔で引き上げていった。

おまけ

志らく監督の映画「SF小町」
隣のホールで整理券は無かったが、楽しむことが出来た。
上映前に志らくの生の解説があり始まる。
短編ものを想像していたが、70分飽きさせず、またまた大笑いした。
志らくファン必見の映画。昇太も大活躍している。
上映後志らくのお礼の挨拶があり、北野監督を目指すと宣言していた。
センスが良いので、今後も期待できる。

ロビーに出ると、お見送りまでされ、思わず握手を求めてしまった。

充実した一日となり大満足で帰路につく。