15.4.8

池袋演芸場(4月上席)夜の部
雨の影響もあり、客席はまばら。


前座 彦丸  「一目上がり」

小権太  「初天神」

さん光  「壷算」

扇辰   「崇徳院」

馬遊   「藁人形」

三太楼  「野ざらし」
八五郎が葦の中に骨を捜しに行くと、カラスならぬムクドリが飛び出し、「今日は代演か?」の一言。夜席のとりが代演のため、それに引っ掛けたのか会場は大爆笑!

たい平  「明烏」
たい平ギャグが満載。文楽が得意としていた甘納豆を食べる仕草の場面では、八五郎が太助に「甘納豆を食べてみろよ」「俺、林家だからそれは無理。蕎麦なら食べられるんやけど・・・。」
テンポか良く、この人は益々面白くなった。

仲入り

文左衛門 「らくだ」
この人にぴったりの噺、良かった。 寄席で50分じっくりこんな噺を聴けるとは思いませんでした。
人物描写もしっかりしている。是非呼びたい噺家。

駿菊 「花見の仇討」
良かったですが、「らくだ」の後で少し霞んでしまいました。

白鳥 「冨Q」
奇想天外な展開が大変面白い。 池袋演芸場が落語の中の舞台となるだけに、池袋演芸場で聴くと、そのリアリティーが感じられ余計に笑える。この人も、是非呼びたい噺家。