15.4.7

池袋演芸場(4月上席)昼の部・夜の部

<昼の部>
さん市  「堀の内」まだまだ
風太郎     「極楽の話」演題は不明、個性的若い頃のエルトン・ジョンのようなメガネと着物だった。将来が楽しみ。
さん生     「蔵前駕篭」まだまだ
さん助     まくらから突然踊りとなった。
川柳      「歌が多く入る漫談調」私は合わなかった。
馬風      「紙入れ」おかみさんのどうしてもイメージが沸かなかった。
さん福     「臆病な話」演題は不明、まあまあ
さん喬     「湯屋番」昼の部で一番の出来。
小せん 「千早振る」私は合わなかった。

<夜の部>
彦丸   演題は不明。全く受けなかった。
小権太    「幇間腹」元気が良い。
さん光    「短命」明るい高座、期待できる。
馬遊     「牛ほめ」少し噺が雑。
扇辰     「茄子の精」演題は不明、語りは上手い。
文左衛門  「手紙無筆」前にも聴いたことがあるが、この日の出来も良かった。
駿菊     「強飯の女郎買い」上手い。
白鳥     「河童の話」演題は不明、超個性的。爆笑の連続!!
萬窓     「転宅」まあまあ。

仲入り後
座談会(前座時代の思い出) 三太桜・たい平・喬太郎・白鳥・文左衛門
白鳥の貧乏生活で皆笑う。

喬太郎    「東京無宿捨犬」犬の鳴き声と仕草だけで、犬の言いたいことが良く判る。
シリアスな内容だが、大笑いした。
三太楼    「鰻の幇間」基本がしっかりしている。上手い。

たい平    「不動坊」おなじみの噺もたい平に掛かれば新鮮な噺になる。落ちの工夫も良かった。
昼と夜のギャップは大きい。夜は大変充実していた。この日の最大の収穫は、なんと言っても初めて白鳥を聴けたことでした。