15.4.5

東岡崎駅から徒歩10分、乙川畔にある満性寺の本堂が会場。
靴はビニル袋に入れて持ってあがる方式。
前に座ぶとんが80席ほど、後列に椅子が20ほどの横長の会場。
老人会かと見紛うばかりの高齢客層でした。
雨が降ってとにかく寒い会場でした。乙川畔の桜はきれい。

■夢太朗「長屋の花見」
ネタ出しは「置どろ」だつたが、2年前に当会で演じているとのことで変更。世話人側で気付くべきこと。境内の桜にひかれてか「長屋の花見」を。やっぱり今の時期はよくかけられるんですね。丁寧に演じられていて、長屋の雰囲気がほのぼのと伝わってくる結構な噺でした。が、客席はいまひとつ弾まず。

■桃太郎「不祥(噺家の夫婦の話)」

中入

■夢太朗「厩火事」
桃太郎が夫婦間の会話をネタにした噺で、「厩火事」のあと、また桃太郎の結婚相談所の噺。そんなもんかねぇ。

■桃太郎「不祥(結婚相談所かなぁ)」
寄席の落語や色物の間で聴くといい味わいがあるが、まくらだけでなくちゃんとしたネタに入ると単調に流れてつまらない。新作2作とも二人の登場人物の会話のやりとりで笑わせるだけの凡作。人物をデフォルメして描き出したり、緻密な造型をする昨今の新作とは一線を画す。落ちも?