IT活用による元気な学校づくり

小牧市立小牧中学校 教頭 玉置崇

1 自己紹介

2 小牧中学校職員グループウエアを使った1日、1か月、1年

3 職員グループウエア導入のポイント

(1) 価値付けをすること

・あるから使うのではない。こうしたいから開発して!という立場の小牧中。
 価値をきちんと見出しているからこそ使う。

・初めからあるという立場なら、なおさら、
 一つ一つの機能を教育活動の中で価値付けをしておく。

・担当がいなくなっても動かせるエネルギーは、価値付けにある。

*例 1分間スピーチをやりたい。小牧中のようにやりたい!
    これだけでは動かない。

    小牧中学校のような通知表にしたい!
    これだけでは動かない。

(2)情報の二次利用、三次利用ができるように校内システムを変えること

・これもあれもと併用するのは、無理が出てくる。活動のエネルギーが失われる。

・エネルギーがより楽になるようになることが分かっているから動く。

(3)必要でなくなったことはやめること

・情報は自分から手に入れること。したがって職員室の黒板には何も書かない。

・ITばかりでなく、学校全体で見直しをする。

(4)だれが発信している情報なのかが、実はポイント

・きちんと入力されたデータを使わないのは・・・・

 ○さんだから申し訳ない。△さんか、まあいいや!

 情報の扱いに差が出るのはやはり発信者の人間性。

(5)学校にあわせて活用優先順序を決めること

・(例) 成績処理→連絡黒板→職員意見交流→出張→通知表→出席簿→週指導計画→

・声がかけやすいものから始める。